日本学生ハーフ結果(新4年生、新3年生)
前回からの続きです。
428位 黒髪 70分12秒
5キロごとのラップタイム 16:03-32:31(16:28)-49:28(16:57)-66:36(17:08)-70:12(3:36)
持っている力がどれだけ発揮できたのかは正直わからないところがありますが、持ちタイム(10000mが31分12秒、ハーフが68分14秒)とラップタイムだけ比較してみると、もう少し走れたのかなとは思います。
新3年生
23位 杉 63分16秒
5キロごとのラップタイム 14:31-29:18(14:47)-44:30(15:12)-59:58(15:28)-63:16(3:18)
なかなか目立った結果出てこない新3年生の中で、一番力をつけてきている選手だと思います。箱根予選もしっかりと走り切り、10000mも28分台に突入。本線では惜しくも補欠でしたが、今年こそは駅伝デビューして欲しい選手の一人です。
今回もしっかり63分台でまとめ、自己ベスト更新。最初かなり突っ込んで入ったので10キロ以降は少し苦しい展開となりましたが最後の1.0975キロのラップタイムは明治の中で一番だったのが収穫。最後粘れる走りは駅伝には必須です。
147位 橋本 65分17秒
5キロごとのラップタイム 15:00-30:15(15:15)-45:52(15:37)-61:50(15:58)-65:17(3:27)
正直な感想としてこの2年間は特段目立った戦績のない選手。記憶違いなら申し訳ないのですが、確か橋本選手は当初厚底シューズを履いていなかったと思います。(今回はどうしたのか知りませんが)
10000mの持ちタイムが30分08秒であることから、ハーフマラソンにも関わらず、最初の10キロはほぼ自己ベスト並みのペース。さすがに後半は少しずつラップが落ちましたが、それでも65分台前半というのは持ちタイムからするといいと思います。今ならもちろん10000mは30分を余裕で切れるでしょう。
高校の先輩でもあるOB村上選手は苦しくなってからの粘り強い走りが印象的な選手でした。さらに今年は新入生にも後輩が入ってきたので力の入る一年となるのではないでしょうか。期待してみたい選手です。
185位 角南 65分47秒
5キロごとのラップタイム 15:19-30:59(15:40)-46:32(15:33)-62:22(15:50)-65:47(3:25)
角南選手も2年間特筆すべき戦績は残せませんでした。ただ個人的には駅伝の名門でもある岡山・倉敷高校の出身選手なのできっと伸びしろはあるのかなと思ってました。
今回の10キロ通過タイムはほぼ自己ベスト(30:56)でありながら15キロまでの5キロはむしろラップタイムが速くなってます。その後もペースは大きく落ちていません。意外とイーブンペースで押せる選手なのかもしれませんね。今回は本人も納得のいく走りが出来たのではないでしょうか。
各距離のベストタイムはチームの中では決して優れてはいませんが、このような選手が結果を出してくれると全体的なチームの底上げにつながるのではないかと思います。
210位 児玉 65分59秒
5キロごとのラップタイム 14:32-30:00(15:28)-45:52(15:52)-62:21(16:29)-65:59(3:38)
新3年のエース格の選手であり、持ちタイムも新4年の最強世代に匹敵するものを持っている選手ですが、どちらかというと10キロ前後が得意なイメージで、長い距離になると少し安定感に欠けるような気がします。
今回はスタートから突っ込んで入るという明確な目的があったが故の結果、という認識ですが、それにしてもちょっと失速が大きすぎたかなという印象。箱根駅伝と全く同じ内容となってしまいました。10キロも持たず失速してしまうあたり、自分のペースを守ったほうが良い走りができそうな印象ですね。
この一年は持ち前のスピードに加え、勝負強い走り、ビハインドの展開での前を追いかける走りを身につけてもらいたいです。