明治大学競走部全力応援ブログ

我が母校、明治大学の競走部を全力で応援します。

箱根駅伝予選会 明治大学結果

明治大学 総合5位 10時間41分06秒

8位 阿部③ 62分16秒
46位 小袖② 63分41秒
48位 佐々木③63分44秒
49位 鈴木① 63分45秒
59位 三輪③ 63分57秒
85位 中島③ 64分24秒
107位 斉藤③ 64分41秒
116位 角出④ 64分45秒
118位 村上② 64分47秒
138位 中嶋① 65分06秒

206位 岸③ 66分00秒
280位 南③ 67分53秒

まずは無事に通過できて良かった‼
中身は違えど私の想定タイムとほぼ同じ水準でしたね。ボーダーラインも10位山梨学院大学、11位上武大学が10時間46分台だったので概ね想定範囲内でした。5位通過なら上出来です。

やはり天候が良く高速レースになったのは明治大学にとってはプラスだったと思います。

各人毎に簡単に記録と感想を。
阿部③ 8位 62分16秒
5キロラップタイム
14.33ー14.21ー14.46ー15.21ー3.15
エースとして見事にタイムを稼いでくれました。途中沿道から飛び出した女性とぶつかり転倒するアクシデントがあったのが様々な意味で残念です。もしかしたら61分台もあったか?この後に影響なければいいのですが…それでも十分過ぎる走りでしたね。

小袖② 46位 63分41秒
5キロラップタイム
14.36ー14.59ー15.15ー15.30ー3.21
小袖選手も凄く成長しましたね。もはや主力選手と呼べる活躍です。積極的に日本人第2集団で他校主力級とレースを進めました。後半は少しバテましたが去年の200位オーバーから見事に大幅ジャンプアップでチーム2位、63分台でのゴール。次は駅伝での走りにも注目です。

佐々木③ 48位 63分44秒
5キロラップタイム
15.02ー15.10ー15.22ー14.58ー3.12
佐々木選手もすっかり計算できる選手の一人となりました。最初は集団走の中でペースを刻むのかなと思いましたが15キロからの5キロが14分台の走りで一気に上位へ浮上。公園内のアップダウンがあっての14分台ですから見事の一言。駅伝では後半区間で使ってみたいですね。

鈴木① 49位 63分45秒
5キロラップタイム
14.57ー15.04ー15.14ー15.16ー3.14
一年生からこの走りができると本当にこれからが楽しみです。今回走った日本人ルーキーでは1位でしたからね。初ハーフながら集団走には入らずフリー走行で最後までほとんどペースを落とさずに走りきり63分台。是非駅伝でも主要区間で走らせて欲しいです。

三輪③ 59位 63分57秒
5キロラップタイム
15.02ー15.10ー15.13ー15.16ー3.16
状態を疑ってしまい、メンバー外予想をしたことを最初に謝りたいと思います。やはり涼しい時期がいいのでしょうか。しっかり予選に合わせてきました。最初は集団走に入り、その後はイーブンペースで順位を上げながらの走り。駅伝シーズン前に復調したのは大きな戦力ですね。

中島③ 85位 64分24秒
5キロラップタイム
14.57ー15.15ー15.38ー15.18ー3.16
彼の実力からするとちょっと物足りない結果。入りは良かったのに中盤、特に10キロから15キロのラップが極端に悪いので走行中に何かあったのかもしれません。でも悪いなりにしっかりまとめてくれました。ケガじゃなければよいのですが。

斉藤③ 107位 64分41秒
5キロラップタイム
15.02ー15.10ー15.24ー15.43ー3.22
初めての主要大会での走り。彼の実力は十分に発揮出来たのではないかと思います。元々スピードタイプなので終盤の落ち込みを少なくし、むしろペースを上げることが今後主力になるための課題となりそうです。

角出④ 116位 64分45秒
5キロラップタイム
15.02ー15.10ー15.25ー15.43ー3.25
唯一の四年生で精神的支柱の役割も果たしてくれたと思います。前半から集団走の中で走ってくれたことで他の選手も走りやすかったはず。タイムも彼の実力からすればもう少し出たかもしれませんが十分に合格点です。ご褒美ではないですが、出来れば全日本駅伝で地元を走らせてあげたいですね。

村上② 118位 64分47秒
5キロラップタイム
15.03ー15.21ー15.31ー15.30ー3.22
最初は少しペースが上がらず状態を心配しましたが結果的には前半抑えた事で後半はイーブンペースで走れたのが良かったと思います。もともとロードも強いので駅伝でも繋ぎ区間であれば任せられそうです。

中嶋① 138位 65分06秒
5キロラップタイム
15.10ー15.33ー15.39ー15.35ー3.09
ある意味一番の驚きと収穫ではないかと思います。本人が言うように入学時は中距離ランナーのイメージでしたが…。とにかく前半はついていけないのかと心配しましたがむしろ後半にかけてラップが上がり最後の約1.1キロは何と3分09秒。もしかしたらラスト1キロが一番速いのかな。結局15キロで200位近くだったのが約60人抜き。ちょっと楽しみな選手が出てきました。

岸③ 206位 66分00秒
5キロラップタイム
15.02ー15.22ー15.38ー16.14ー3.44
やはり記録会DNSは状態不安だったのでしょう。15キロくらいまでは何とか耐えてましたが最後で失速。スタミナが戻り切らなかったかもしれませんね。全日本は難しいと思いますが箱根までに完調すれば復路で出番があるかも。

南③ 280位 67分53秒
5キロラップタイム
15.08ー15.39ー17.00ー16.42ー3.24
彼も岸選手と一緒で回復途上だったのかな。完全に失敗レースになってしまいました。ただ10キロから15キロが17分とはちょっとかかりすぎなのでここで何か体に異変があった可能性も。最後は少しラップを上げてますからね。まあ全日本には間に合いそうになく箱根までに回復するかどうかでしょう。

箱根駅伝予選会通過予想

当日のスタートリストを確認。どの大学にもサプライズとなるような選手の欠場はないようです。

明治大学は前田舜、手嶋が欠場。まあ予想通りと言った感じでしょうか。

スタート直前に私の通過予想を。
1位:駒澤大学
2位:國學院大学
3位:山梨学院大学
4位:中央大学
5位:順天堂大学
6位:大東文化大学
7位:明治大学
8位:神奈川大学
9位:国士舘大学
10位:東京国際大学
11位:上武大学
次点:東京農業大学

通過予想でもサプライズはなさそうです。あるとすれば10位、11位と東京農業大学が入れ替わるくらいかな。

箱根駅伝予選会展望

さあいよいよ明日に迫りました。明大スポーツでの座談会で直前の調子、状態もある程度つかめました(まああくまで全て本音なら、ですが)

自分なりに考えた各選手に期待することを書いておきます。

まずはエントリーメンバーの確認と簡単な短評。
角出④…唯一の四年生、今までで一番順調に合宿をこなし、直前の調子も良さそう。
阿部③…夏合宿で少し故障してたのが気掛かりも直前の記録会からは問題なさそう。坂口欠場で不動のエース的存在。
中島③…全日本予選欠場も夏合宿以降は順調な様子。予選会は2年連続43位と相性良い。
三輪③…今シーズンは最初の丸亀ハーフ以降は全く結果が出ていない。やはり去年DNFの影響か?直前の調子も良くなさそうだが…
南③…昨年は予選会チーム2位だが今シーズンはイマイチ。直前記録会もDNSで状態が上がってないかも。
佐々木③…春先出遅れたが全日本予選で復帰。その後は順調そうに見えるが、本人のコメントからは調子が掴みきれない。
岸③…明治には珍しいロードタイプのランナー。予選会を走らせたい選手。本人曰く調子は良さそうだが直前記録会DNSが気掛かりではある。
斎藤③…意外にハーフ経験が充実で立川ハーフも走ってるのは心強い。合宿後がピークと言っている調子がどの程度だろうか。
前田舜②…学年では持ちタイム1番で全日本予選でも最終組を任された期待株。ただし、合宿後の走りが物足りないのと直前で足を痛めたとの話もあり、そもそも走れるのだろうか?
小袖②…地味ではあるがトラックの主要大会でまずまず戦えるようになった。直前の調子も良さそうで去年のようなことにはならないはず。
村上②…なかなかコンスタントに走れないが走ればあまり外さない。直前の調子も良さそうだが記録会ではあまりタイムが出なかったのは心配。
鈴木①…世代トップクラスの実力の持ち主。大きなケガもなく失敗レースもほとんど無し。ルーキーだが計算できる選手。
手嶋①…目立つタイムではないがケガなくコンスタントに走ってる。10000メートルでも堅実に走ってるかハーフはどうか。
中嶋①…中距離ランナーのはずが合宿後の記録会で良い走りをしたのは予想外。走りにも余裕があった。さすがにハーフは未知数だが化ける可能性はある。

ここから本題。
まずは外れる二人を予想。
前田舜…おそらく足を痛めたのなら無理でしょう。
三輪…状態が非常に心配。さらに暑かったとは言え春の立川ハーフも70分オーバーでは相性も?

一年生3人は走ることになると思います。ただ気象条件が曇、気温18℃、湿度60%、北東もしくは北北東の風2メートルと好条件なので調子の良さそうな一年生の方が意外にやれそうな気がします。

次に期待する走破タイム。
最初にボーダーラインを考えます。
昨年と同じくコンディションは良さそうなので従来の20キロなら10時間10分が想定のボーダーラインで一人平均61分となります。ここに残り1.0975キロ分を足しますがイメージ3分30秒くらいでしょうか。つまり平均64分30秒。10人合計なら10時間45分が目安となりそうです。

私の考える各選手の想定走破タイム(当然多少の希望が織り込まれております)
阿部③:62分50秒
中島③:63分00秒
鈴木①:63分30秒
角出④:64分10秒
佐々木③:64分10秒
小袖②:64分30秒
岸③:64分30秒
南③:65分00秒
村上②:65分00秒
斎藤③:65分00秒
11番手以下
中嶋①:65分30秒
手嶋①:65分30秒

10人合計:10時間41分40秒
おそらく6~8番手くらいでしょうかね。

イメージは阿部、中島はフリー。
残り10人を二つに分けて集団走。
①角出がペースメーカーで鈴木、小袖、佐々木、岸。キロ3分3秒で20キロ61分ペース。鈴木は調子が良ければ途中からフリー、角出、佐々木に余力があれば最後スパート。

②南がペースメーカーで斎藤、村上、中嶋、手嶋。キロ3分5秒で20キロ61分40秒ペース。何とか堪えきれるペースじゃないかと思う。

あとはフリー二人はタイムを稼ぐ存在になってくれるはずなのでトップ集団で頑張って戦って欲しい。

中位~下位での通過予想ですが坂口、田中、東島に加えて三輪と前田舜も外しての予想ですからね。仮にこのメンバーで戦えるのなら全日本、箱根ともに楽しみなると思います。

あとは去年のようなアクシデントが発生しないことを祈るのみ。

頑張れ!!明治!!

出雲駅伝番外編~走った後のお辞儀~

どうしても書いておきたかったので番外編として書かせてもらいます。

出雲駅伝のゴールシーンで非常に印象的だったのがアイビーリーグ選抜のアンカー、マシューマクドナルド選手。

彼はゴールテープを切るとすぐに走ってきた方向へ振り返り深く一礼。

遠い異国の地から遥々来日し、日本の【駅伝】に参加。来日前に日本の文化、作法を勉強してきたのでしょうか。 神を司る出雲大社の眼前で実施された駅伝での行為。見てるこちらも非常に清々しい気分になりました。全部の中継シーンがテレビで確認できたわけではないですが他のアイビーリーグの選手もタスキリレー後に深々とお辞儀をしていたのできっとチームで統一していたのでしょう。

走り終えた後のお辞儀は強制ではありません。喜怒哀楽あるのも当然ですし、目一杯走ればリレーと同時に倒れ込む選手もいますのでそんな余裕なんかないかもしれません。

しかし、日本人選手がやらずに遥々来てくれた外国の選手がやるのは何か違和感というか寂しさを感じます。(当然テレビで見えないだけでお辞儀をしている日本人選手もいるでしょう)

私の個人的な考えですがやはりレース後にお辞儀をすることは大切だと思います。これは駅伝やマラソンが他の競技と決定的に違って【公道を長時間使う】競技であることが関連してます。

当然、大会開催には地方公共団体や警察、関連各署の協力が必要ですし、地元の方々には交通規制等の不便を強いるわけです。それでも選手を沿道から応援してくれます。

やはり無事に走り終えたら、いかなる状況であれ、無事に走り終えた事に対して感謝の気持ちがあれば、お辞儀が自然と出てもおかしくないと思います。もちろん軽く一礼だってかまいませんし、少し息を整えてから改めてやってもいいと思います。

今回はテレビを見ていたら優勝した青山学院大学の選手達が喜びを爆発させている画面のワイプでアイビーリーグの選手が深々とお辞儀をしていたのが何となくですが印象的でした。青山学院大学の選手達がお辞儀をしているシーンはテレビでは確認出来ませんでしたので。(映らないところでしていたらごめんなさい)

最後に付け加えますが決して優勝した喜びを爆発させることは悪い事ではなく、むしろ感情表現して当然あってしかるべきです。また、お辞儀という行為自体は別にルールで決まってるわけでもないし、強制的にやるものではなく各人の自由だと思います。

ちょっと批判めいた感じになってしまいましたがご勘弁願いたいと思います。

出雲駅伝結果

三大駅伝の一つ目が終わりました。次の全日本大学駅伝の前に明治大学箱根駅伝予選会に望みます。予選会の展望は金曜日までに何とか書けるように頑張りたいと思いますが、せっかくなので出雲駅伝を1位から順にサッと振り返ります。

優勝:青山学院大学【予想2位】
1区:橋詰④ 区間賞 総合1位
2区:鈴木③ 区間賞 総合1位
3区:森田④ 区間2位 総合1位
4区:吉田② 区間賞 総合1位
5区:生方③ 区間2位 総合1位
6区:竹石③ 区間2位 総合1位

結局1区から先頭を譲ることなくゴール。他の大学が上手くいかなかったこともありますが、とにかく安定してましたね。優勝できた要因はやはり3区までである程度差をつけることができたことでしょう。自分は東洋とは10~15秒くらいと思ってましたが36秒でしたからね。

ただ東洋には5区、6区で30秒以上詰められたのも事実。決して楽勝とは言えず、全日本に向けて油断は禁物です。

2位:東洋大学【予想1位】
1区:相澤③ 区間2位 総合2位
2区:西山② 区間6位 総合3位
3区:山本④ 区間3位 総合3位
4区:小笹④ 区間4位 総合2位
5区:今西③ 区間賞 総合2位
6区:吉川② 区間賞 総合2位

前半3区間、特に2区の西山選手が誤算でしたね。あまり調子が良くなかったのでしょうか。とにかく3区までで30秒以上のビハインドは想定外でしょう。それでも最後2区間は意地を見せてくれました。
全日本にむけては西山選手の復調と7番手、8番手の人選が鍵ですね。

3位:東海大学【予想3位】
1区:西川③ 区間6位 総合6位
2区:館澤③ 区間2位 総合2位
3区:中島③ 区間12位 総合4位
4区:關③ 区間2位 総合4位
5区:郡司③ 区間3位 総合3位
6区:湯澤④ 区間4位 総合3位

やはり懸念された1区、3区の主要区間が上手くいかず。1区の出遅れは2区館澤選手が挽回できましたが、3区中島選手は区間12位…実質終戦でした。後半はまずまずの走りだったと思います。まあ關選手も本調子ではなかったようですがよくまとめました。

全日本に向けては今日欠場した鬼塚選手や關選手の復調がキーポイント。あと1、2年生からの突き上げも欲しいですね。

4位:拓殖大学【予想6位】
1区:馬場④ 区間5位 総合5位
2区:硴野④ 区間3位 総合4位
3区:デレセ④ 区間賞 総合2位
4区:戸部④ 区間10位 総合3位
5区:吉原② 区間8位 総合4位
6区:赤崎③ 区間9位 総合4位

前半3区間で勢いがつき、過去最高5位を上回る快走でした。デレセ選手の区間賞はもちろん、2区の硴野選手が良く頑張りましたね。後半3区間が今一つでしたが、本来は長距離タイプのチームですからやや致し方なし、といったところか。次は箱根駅伝ですが連続シード確保に向けて好スタートが切れました。

出雲でこれだけ走れただけに全日本不出場が本当に残念ですね。

5位:帝京大学【予想5位】
1区:遠藤① 区間11位 総合11位
2区:横井④ 区間5位 総合7位
3区:岩佐③ 区間7位 総合8位
4区:谷村② 区間5位 総合5位
5区:星② 区間6位 総合5位
6区:島貫③ 区間11位 総合5位

ルーキー遠藤選手はさすがに苦しかったか。ただ良い経験になったと思いますし、その後を各選手が堅実な走りでカバーしてくれました。ちょっとアンカーの島貫選手が気になりますね。全日本予選もそうですがどうも後ろがピリッとしませんね。

それでも選手層がしっかりしてますので全日本でも十分にシード争いができると思います。

6位:中央学院大学【予想10位】
1区:川村③ 区間4位 総合4位
2区:栗原① 区間9位 総合5位
3区:高橋② 区間8位 総合6位
4区:吉田① 区間6位 総合6位
5区:青柳① 区間10位 総合6位
6区:石綿区間8位 総合6位

1区の川村選手で好スタートが切れた事が全てですね。2区以降はブレーキになることもなく各選手無難に走りきりました。4年生ゼロ、6人中5人が駅伝デビューを考えれば上出来だと思います。私の予想をはるかに超えてます。

ただ全日本に向けてはさすがに主力選手が少しでも戦列に復帰してもらわないとシード争いは苦しいかと思います。

7位:立命館大学【予想11位以下】
1区:辻村④ 区間12位 総合12位
2区:高畑③ 区間4位 総合8位
3区:今井③ 区間6位 総合5位
4区:原田④ 区間9位 総合7位
5区:藤田③ 区間12位 総合10位
6区:吉岡② 区間5位 総合7位

関西の雄が意地を見せて関東勢を抑え上位に食い込みましたね。主要区間の3区、6区で6位、5位と互角以上に戦えたことが要因でしょう。2区の高畑選手もスピードのあるところを見せました。

全日本でもシード争いに絡んでくれるかもしれません。問題はあと二人揃えられるか、でしょう。

8位:城西大学【予想4位】
1区:荻久保③ 区間3位 総合3位
2区:西嶋③ 区間12位 総合6位
3区:鈴木④ 区間9位 総合7位
4区:中島④ 区間8位 総合8位
5区:山本① 区間9位 総合8位
6区:服部④ 区間7位 総合8位

1区終えた時点で自分の予想通りレースが進みそうだと喜んだのですが…13分台ランナーを注ぎ込んだ2区、4区が誤算で伸び悩んでしまいましたね。特に2区12位は良い流れに水を刺す結果に。スピードランナーだけに風が堪えたかもしれませんね。

主要区間はまずまず戦えていましたので適材適所の区間配置が全日本でのポイントとなりそうです。西嶋、中島選手をどこに配置しましょうかねえ。

9位:日本体育大学【予想8位】
1区:池田② 区間14位 総合14位
2区:宮崎④ 区間7位 総合11位
3区:山口③ 区間11位 総合13位
4区:廻谷③ 区間3位 総合10位
5区:岩室② 区間5位 総合9位
6区:林田④ 区間10位 総合9位

日体大は城西大と逆で繋ぎ区間は健闘してましたが主要区間がいずれも二桁順位と苦戦し、後ろを走る展開が続いてしまいました。状態は悪くなさそうでしたのでもう少し主要区間で粘って欲しかった。

選手レベルが均一化されている印象なので、やはりエース級選手の台頭もしくは復調が第一、やはり候補は今回欠場の中川選手でしょうか。主要区間がまずまず耐えられれば全日本でもシード争いできると思います。

10位:早稲田大学【予想9位】
1区:半澤① 区間19位 総合19位
2区:小澤④ 区間12位 総合16位
3区:中谷① 区間4位 総合11位
4区:新迫③ 区間11位 総合11位
5区:太田直① 区間7位 総合11位
6区:清水④ 区間6位 総合10位

やはりというか何というか…半澤選手のブレーキが的中。こうなると2区以降も苦しい展開。その中で中谷選手の区間4位は素晴らしい走りでした。上の3人はデレセ選手、森田選手、山本選手ですからね。ただ結果論、中谷選手を1区、半澤選手3区のほうが良かったような…個人的には監督の采配にやや疑問を感じました。

全日本に向けてはとにかく怪我人の戦列復帰が必須。現状ではオーダーを組むだけで精一杯でとてもシード争いを演じるところまで持っていけるかどうか。

12位:法政大学【予想7位】
1区:坂東④ 区間15位 総合15位
2区:岡原③ 区間11位 総合12位
3区:大畑④ 区間5位 総合9位
4区:土井④ 区間7位 総合9位
5区:坪井③ 区間4位 総合7位
6区:増田③ 区間15位 総合12位

佐藤選手が6区だったら、と思わざるを得ない結果でした。坂東選手はやはり1区向けではないのでしょう。増田選手もまだ主要区間では荷が重かった印象。3区~5区は良く走れてましたし、順位ほど悲観するないようではないと思います。

逆を言えばエースがいなくても上位争いできるほどの力はないかもしれません。全日本に向けては佐藤選手の復帰はもちろん、青木選手も間に合うようならシード争いは十分にできるはずです。あとは坂東選手に替わるスターターを探すことも考えないといけませんね。

出雲駅伝を簡単に予想

明治大学は残念ながら出場しませんが今日は出雲駅伝ですね。来年の今頃は箱根駅伝予選会でハラハラせずにこちらに出場出来てるといいのですがね。

昨年は季節外れの暑さに短距離駅伝ながら棄権校が出るほど。その意味では今年はちょうど良いコンディションになりそうで何より。

せっかくなので自分なりの予想、見解を書いておきます。多少キツいことも書きますが大目に見て下さい。

1位:東洋大学
相澤③ー西山②ー山本④ー小笹④ー今西③ー吉川②

ほぼ万全のオーダーだと思います。他大学もそうですがとにかく前半3区間で逃げ切る作戦。ちょっと4区、5区が弱いかなと思いますがライバルと違い駅伝経験がある面で優位と考えました。

2位:青山学院大学
橋詰④ー鈴木③ー森田④ー吉田②ー生方③ー竹石③

さすがの選手層。この大学にはどのメンバーがベストとかいう概念は必要ないでしょう。唯一不安があるならやはり4区、5区。持ちタイムは当然問題ありませんが大学初駅伝ですからね。競ったり追いかける展開になった時に心配。理想は主力を注ぎ込んだ3区まででトップに立ち10秒くらいはリードが欲しい。

3位:東海大学
西川③ー館澤③ー中島③ー關③ー郡司③ー湯澤④

ここも選手層が厚いので誰が出てきても不思議ではありません。ただエントリーをみるとやや主力にコンディション不良がありそう。キーポイント1区、3区。西川選手はあまりスターターのイメージが湧かないのと3区の中島選手は山下りでなく主力区間で結果が出せるか。私は少し評価を落としました。

4位:城西大学
荻久保③ー西嶋③ー鈴木④ー中島④ー山本①ー服部④

私の中では三強に食い込める可能性のあるダークホースだと思ってます。明治大学に近いイメージの大学で本来はスピードタイプ型の選手が多い印象。最近ではここにロードタイプの選手も台頭。一気に安定感が出てきました。キーポイントは奇数区間。今勢いのある選手を配置してきました。これがハマれば逆にエース級を偶数区間に配置してますので面白い展開になりそうです。

5位:帝京大学
遠藤①ー横井④ー岩佐③ー谷村②ー星②ー島貫③

エース畔上選手や平田選手がいないのは少し気掛かりですが帝京も中堅の選手層がしっかりしてますので大きなマイナスではないでしょう。とにかく1区遠藤選手が楽しみです。入学直後から全日本大学予選1組1位、13分台突入とのびしろが凄い。いきなりの三大駅伝1区デビューですが好勝負できると思ってます。あとは堅実に繋いでいくだけです。

6位:拓殖大学
馬場④ー硴野④ーデレセ④ー戸部④ー吉原②ー赤崎③

箱根シード校で唯一全日本出場が無いためなのか、私が思っているベストメンバーに近いオーダーで望んできました。1区、3区、4区の四年生トリオで万全を期してきました。ポイントは2区硴野選手と5区吉原選手。ここが上手く繋がると良い展開に持っていけそうです。

7位:法政大学
坂東④ー岡原③ー大畑④ー土井④ー坪井③ー増田③

やはりエース佐藤選手欠場は大きなマイナスですね。本来3区か6区に置きたかったのでしょうが…1区2区までは良いと思いますが3区以降の選手は正直状態が未知数なので何とも…ちょっと不安の方が大きいかなという印象。最上級生に意地を見せてもらいたいところです。

8位:日本体育大学
池田②ー宮崎④ー山口③ー廻谷③ー岩室②ー林田④

ちょっと部内でイザコザがあった影響がどうでしょうか。正直日体大は状態が掴みきれないのでよくわかりません。1区池田選手は持ちタイムからみると大抜擢ですし、4区以降の選手も持ちタイムだけをみると他にも選手が…と考えたくなりますが。今回は評価を下げました。

9位:早稲田大学
半澤①ー小澤④ー中谷①ー新迫③ー太田直①ー清水④

完全に博打を打ったオーダーにしかみえませんが…永山、太田智不在、吉田も不在で三大駅伝経験者は新迫選手と清水選手のみ。そして1年生が3人…中谷選手は期待の方が大きいですが半澤選手と太田選手。特に半澤選手がキーポイント。高校時代は1区で失敗するシーンをよく見てましたので…逆にここが上手くいくと私の予想を覆す走りになるかもしれません。

10位:中央学院大学
川村③ー栗原①ー高橋②ー吉田①ー青柳①ー石綿

ここもとてもベストメンバーとは言えない顔ぶれに見えます。主力は軒並み故障してるのでしょうかね。4年生ゼロ、3年生1人、駅伝デビュー5人ですか…確かに今伸び盛り、勢いのあるメンバーを選んだ結果なのかもしれません。まあ結果が出てみないと何とも言えませんが、個人的には申し訳ないですが勝負度外視、経験を積ませるメンバーにしかみえません。早稲田同様、私の予想を良い意味で覆す走りを見せて欲しいです。

関東以外の大学まで細かく見る時間がないのでここで終わります。基本的に関東勢が上位10位を占めると思います。もし食い込むとしたらアイビーリーグ選抜、立命館大学皇学館大学だと考えてます。

箱根駅伝予選会エントリー

ちょっと遅くなりましたが10月1日に箱根駅伝予選会のエントリーメンバーが発表されてますね。

4年:角出
3年:阿部、中島、三輪、佐々木、南、岸、齊藤
2年:前田舜、小袖、村上
1年:鈴木、中嶋、手嶋

詳しくは改めて書きたいと思いますのでここでは簡単にメンバーを見た感想を。

また4年が…というのが率直な感想。それでも角出選手が残ったのは唯一の救いです。

春先からそうでしたが坂口、田中の両選手はやはり調子が上がりきらない模様。東島選手はケガ、竹山選手も復調途上でしょうか。

2年、3年はほぼ予想通り。日体大記録会でDNSだった南、岸、前田舜選手の状態とタイムが出なかった三輪、村上選手がどこまで調子が戻ってるかがポイントですね。

1年は3人、結局4年が出れないしわ寄せがここに。ただ去年と違うのは鈴木選手は既に主力となりつつあるスーパールーキー。残り2人も不調とはいえ、力のある坂口、田中選手を差し置いてエントリーしたのだから余程調子がいいのか長距離適性が高いのかもしれませんね。