明治大学競走部全力応援ブログ

我が母校、明治大学の競走部を全力で応援します。

箱根駅伝予選会エントリー予想

もう少し振り返りたい記録会がありますがなんだかんだしているうちにあっという間にエントリー前日を迎えてしまいましたので先に予想だけしちゃいます。

今回はメンバー予想が難しいですね。何と言っても選考レースらしいレースが皆無。まあ夏合宿や調子から判断するのでしょうが、これでは外から予想する際のファクターがありません。とりあえず自分なりに頑張ってみます。

まず結論から。
【第95回箱根駅伝予選会エントリーメンバー予想】
4年生:坂口、田中、角出、竹山
3年生:阿部、中島、三輪、佐々木、南、岸
2年生:前田舜、小袖、村上
1年生:鈴木

私の基本的な考えは二つ。
①経験者優先
②一年生は極力使わない

①はやはり経験は大事。特に明治はハーフを走る機会が少なくスタミナに不安があります。また本選出場には失敗が許されない予選会。いつも以上にプレッシャーがかかりますのでそれを一度でも経験しているのはプラス材料です。

去年のエントリーメンバーで確定と言えそうなのは角出、阿部、中島、三輪、佐々木、小袖の6選手。

坂口、田中選手もちょっと調子が心配ですがエントリーはすると思います。

前田舜選手はインカレの走りはかなり心配ですが合宿の疲労が残ってたと考えましょう。春の全日本予選では最終組を走った選手なので疲労が抜ければ。

意外にも私は竹山選手もエントリーされると予想します。世田谷記録会の走りは予想以上でした。長くスランプに陥ってるイメージですが持ちタイムからはまともな状態に戻れば頼もしい存在。副キャプテンとしての精神的な支えにもなります。

南選手も日体大回避は気になりますが去年はチーム2番手で走ってますからケガでなければエントリーされると思います。

ここまで11名。

逆に今回エントリーが難しいのは東島、樋口の両選手。おそらく東島選手は日体大記録会はエントリーすらしなかったのでケガでしょう。樋口選手は記録会DNS、春先も全くタイムが出ず、ケガもしくはスランプか。

他では大保選手も難しいか?ここまで目立った記録会への出走がなく、状態がわかりませんがぶっつけ本番は考えにくい。

よって去年から3名を入れ替えます。

ここで次②一年生は極力使わないを考えます。
実は去年の予選会通過校10大学120名のうち一年生はわずか5名、うち一人は東京国際大学のオールドルーキー:渡辺選手なので実質4名。さらに3名は中央大学

つまり基本的に一年生を使わないというのは鉄則に近いのかもしれません。

とはいえ明治大学の鈴木選手は別格。既に全日本予選会で結果を出し、世代内でもトップを争う力、タイムの持ち主。

あと2名は上級生から。
春から主力として頑張っている村上選手、日体大のタイムはやや心配ですが疲労が抜ければもう少し走れるはず。
そして岸選手。トラックのタイムは今一つですがロード適性は部内でもトップグラス。日体大回避は気になりますがサブメンバーに控えていると心強い選手ですね。

さあ、これで何人当たるでしょうか。

9/22日体大記録会13組結果

12組田中④はDNSでしたので最後に13組。

5着 中島③ 29分40秒32
6着 鈴木① 29分40秒56
9着 小袖② 29分44秒14
10着 角出④ 29分44秒89
13着 佐々木③ 29分53秒32
32着 三輪③ 30分42秒65

何も聞かずにタイムだけ見たときは全体的に合宿の疲れが残り、ちょっと調子がよくないのかな…と感じましたが…

明大スポーツでの山本監督のコメントではこの組はキロ3分切りのペース走を指示したとの事ですから、そう考えると佐々木選手までの5人は予定通りということでしょう。特に中島と鈴木の2選手は調子が良さそうですね。

唯一気になるのは三輪選手。今年に入ってからまともに走れたのは年明けの丸亀ハーフくらい。以降はスランプなのか単に暑いのがダメなのか全く成績が出せていません。今回も当日暑くなってしまったのもありますが予選会でもこんな天候になることはあり得るので心配です。

とりあえず上位5人は予選会メンバー確定と言ってもいい走りだったと思います。

9/22日体大記録会11組結果

続いて11組。

14着 斉藤③ 30分22秒77
15着 中嶋① 30分24秒16
18着 手嶋① 30分28秒56
29着 村上② 30分48秒87
33着 寺前② 31分00秒95
41着 大西① 31分40秒62
43着 酒井② 31分47秒57
44着 丸山① 31分48秒08
45着 山口④ 31分50秒13
DNS 岸③、南③、前田舜②、大保②、坂井②、飯田②、名合①

このレースがペース走だとすると設定タイムはどのくらいだったのでしょうか。走破タイムが上位3人、下位4人、その他2人と別れてます。

個人的な推測ですが予選会を意識するならこの組に出走したメンバーならキロ3分3秒、つまり5キロ15分15秒だと思います。

そう考えると上位3人は合格。村上はちょっと疲労が残ってたのか今一つ、寺前は持ちタイムからは妥当ですが合宿で伸びなかったのかな。後ろの4人は苦しい。

ただ後ろ4人が固まってるのが気になります。設定タイムがキロ3分10秒なら31分40秒なのでこんなもんかなあという感じになりますがね。こればっかりは内部の人間ではないのでわかりませんが。

いずれにしても記録会としては残念な結果ですがあくまで練習の一環であったと前向きに捉えたいですね。あとはDNSの選手が多かったので怪我ではなく単に疲労が抜けきらなかったということを祈りたいですね。

9/22日体大記録会6組結果

現地観戦したわけではないのですが昨日は昼頃から急に暑くなったのと終日湿度が高かったので最終組以外は全体的にタイムが伸び悩んだ印象です。

明治大学の選手が出場したレースを組ごとに考察していきたいと思います。

ちなみに明大スポーツで山本監督のコメントがアップされたので確認しましたがどうやらタイム狙いではなかったようですね。あくまでも合宿の一環、最後の一本として走ったとの事。

まずは6組
7着 長倉② 31分37秒90
8着 坂口④ 31分37秒92
14着 枡田④ 31分55秒04
DNS 海野④、岩本④

この組もタイム狙いではなくペース走だったのでしょうか。そう考えると長倉、坂口の両選手は単純に割り算するとキロ3分10秒で刻んでいます。ただペース走をするなら長倉選手はともかく坂口選手はもっと後ろの組にしてキロ3分ペースでも全然問題ないはずなんですが。

その辺りを考えると坂口選手はまだ本調子には遠いのかもしれません。とりあえず今日も5000メートルを1本走る予定なのでそれをみてみましょう。

枡田選手は実力的にこの程度でしょう。それにしてもタイムは別としてコンスタントに走っていますね。

日体大記録会エントリーから予選会メンバーを考える

日体大記録会エントリーから箱根駅伝予選会エントリーへの道を自分なりに考察します。

阿部選手はおそらく確定で独自調整を許されているように感じますね。去年も確か5000を走っていたような気がします。単独エントリーで最終組ではないのをみると14分30秒くらいのペース走でしょうか。

坂口主将はちょっとわからない…5000、10000のダブルエントリーに加え、組も本人の実力からするとだいぶ前。希望的観測を込めて予選会エントリー確定で独自調整をしていると信じたいです。5000は14分40秒、10000は30分前後でしょうか。


あとは10000メートルのエントリーを見る限り、13組の8名は予選会エントリー確定メンバーの様に感じます。当然気象条件次第ですが全員29分30秒以内で走って欲しいです。

12組の田中選手もおそらく確定。単独エントリーとしたのはタイム云々より自分でレースを作らせる為かなあと思います。どうにも田中選手は単独走が得意じゃないイメージがしますので。

11組が残りのエントリー枠を争っての選考レースでしょう。坂口選手がよくわかりませんがここから3~5名を選ぶことになりそうです。

この中で有力なのは前田舜、岸選手でしょうか。前田選手は13組にまわらなかったのはやはり合宿で調子を落としてるのかな。岸選手は全日本予選回避してるのでケガ、調子が気になりますが、ロード適性は抜群なので何とかトラックでタイムを残して欲しい。30分切れば予選会は確定しそうですが。

これに続くのが坂井、大保、酒井選手でしょうか。3名ともケガが多いのがネックですが普通に走れる状態ならば一気に予選会メンバー入り出来るはず。特に大保選手は去年予選会走ってますから復調が待たれますね。

未知の魅力なら一年生4名。名合選手は春に5000のベストを大きく更新。手嶋選手は春の記録会から意外と長い距離が良さそう。大西選手は自身で暑いのが苦手と言っているのでシーズンインで結果が出せるか。丸山選手は春はほとんど走れていませんが何と言っても佐久長聖ですから期待しちゃいます。

記録会前の私の箱根駅伝予選会エントリーメンバーは
4年生:坂口、田中、角出
3年生:阿部、中島、三輪、佐々木、南、岸
2年生:小袖、村上、大保
1年生:鈴木、名合

あとは夏合宿で思わぬ選手が急成長しているかもしれないので全レースとも注目したいですね。

9月22日、23日日体大記録会エントリー

いよいよ、駅伝シーズン到来。

明治大学は去年、立川での屈辱からの巻き返しを誓う非常に重要なシーズンの幕開けです。

まずは夏合宿の成果が問われ、さらには箱根駅伝予選会エントリーメンバーの座を狙うにはある程度の結果も求められる記録会です。

 

タイムテーブルがアップされたので早速エントリー状況の確認をしましょう。もし抜けてたらすいません。

 

5000メートル

16組:橋本①

25組:岡田②、坂口④

27組:阿部③

28組:佐久間①

31組(最終組):河村③

 

10000メートル

6組:枡田④、坂口④、岩本④、長倉②、海野④

10組:中嶋①

11組:坂井②、大保②、前田舜②、手嶋①、名合①、丸山①、大西①、酒井②、寺前②、飯田②、山口④、岸③、斉藤③

12組:田中④

13組:角出④、佐々木③、中島③、南③、三輪③、小袖②、村上②、鈴木①

 

エントリー漏れ

東島④、竹山④、中山③、稲田②、樋口②、金橋①、野口①、植田①、梅谷①、田村①、松尾①

 

全日本大学駅伝予選~他大学結果②予選落ち校

続いて予選落ちとなってしまった各大学を見ていきます。

9位:拓殖大学
トップとの差3分21秒
通過ラインまで37秒
タイム差を考えるとやはり1組でかなり出遅れたのが痛かったですね。最終組での逆転を狙うもエントリーで主将のデレセ選手がやや期待外れで万事休す。今年は比較的記録会にも出ておりタイムを伸ばしてましたので通過すると思ってましたが…

10位:大東文化大学
トップとの差3分30秒
通過ラインまで46秒
大東も1組からやや出遅れ。
全体的に可もなく不可もなく、の展開の中で3組新井選手の失速が大きく影響してしまいました。結果論ですが31分前半で走りきれば…逆に最終組の二人は良い走りだったと思います。

11位:山梨学院大学
トップとの差3分47秒
通過ラインまで1分03秒
ニャイロ選手不在の中では健闘したと思います。久保・出木場・永戸選手が一桁順位で1組宮地選手も11位。ただやはり選手層の薄さが最後に響いた印象で3組、4組とももう一人は30位台の沈んでしまいました。ニャイロがいれば通過出来たと思いますが…

12位:国士舘大学
トップとの差3分56秒
通過ラインまで1分12秒
1組、2組で致命的な出遅れでほぼ終戦藤江選手は頑張りましたが残り3人が35位、38位、38位では…そんな中で3組住吉選手はさすがの走り。キトンガ選手も今まで勝負レースでイマイチだったのですが今回は良いレースが出来たのはポジティブな要素です。後半だけなら通過ラインと遜色ない走りでした。

13位:創価大学
トップとの差4分33秒
通過ラインまで1分49秒
創価大学も前半2組が全て29位以下に沈んでしまい通過争いに絡めず。昨年の箱根予選会もそうでしたが暑いコンディションが苦手なのでしょうか。3組、4組はまずまず走れていたのでもう少し前半で踏ん張りたかったですね。

14位:東京国際大学
トップとの差5分10秒
通過ラインまで2分26秒
エントリーが万全ではないのは明らかでしたね。前半戦に比較的力のある選手を並べ、通過ラインに食らいつきましたが後半2組が29位、30位、31位、32位では…。留学生を含め主力が復帰すればもう少し戦えると思いますが今回は 厳しい戦いになりました。

15位:東京農業大学
トップとの差5分39秒
通過ラインまで2分55秒
ここ最近の結果を考えると今回は良い戦いが出来たと思います。10位台の選手が3人出ましたし、他の選手もまずまずまとめた感じ。最終組の工藤選手はさすがに厳しかったようですが、小山選手に続く主力選手が出てくれば箱根予選会でも面白い存在になりそうです。

16位:筑波大学
トップとの差6分21秒
通過ラインまで3分37秒
去年久しぶりに予選会に復活。まだまだ通過ラインまで差がありますが着実に力をつけていますね。8人中6人が20位台にまとめたことはちょっと意外でした。ただ爆発力という点ではまだ足りないので最終組の相馬選手あたりが他大学のエース級ともう少し張り合える存在になればチームとして上が狙えそうです。

17位:上武大学
トップとの差6分39秒
通過ラインまで3分55秒
上武大学はこの全日本予選が苦手なのか力を入れていないのか、厳しく言いますが箱根本戦に出てる大学としてはもう少し頑張って欲しいですね。1組が33位、39位でスタートとしてその後の選手も20位以下に終わり通過ライン争いに全く絡めず。それでも毎年箱根予選会にはしっかり合わせてくると思いますので心配してませんが…農大や筑波よりは上位でフィニッシュして欲しかった。

18位:亜細亜大学
トップとの差9分15秒
通過ラインまで6分31秒
やはりまだ予選会上位校と戦うには苦しいですかね。39位が一人、40位が二人では…それでも3組、4組で20位でフィニッシュしており、主力選手に一定の目処が立ったのは収穫です。あとはとにもかくにも全体的な底上げが必要ですね。

19位:専修大学
トップとの差9分31秒
通過ラインまで6分47秒
1組こそ26位、31位だったものの2組以降は全員34位以下に沈んではどうにもなりません。トラックの持ちタイムもありますし、去年の箱根予選会では明治大学とほぼ同じタイムで走っているのでちょっと負けすぎですね。今回は完全にピーキングがずれたようですね。28分台の持ちタイムを持つ和田選手が外れた時点でチームも万全ではなかったのかもしれません。

棄権:中央大学
残念ながら1組で主将の関口選手が熱中症で途中棄権。それでも同組の安永選手は13位、2組大森選手15位、最終組でもエース中山選手が19位とまずまず走れました。もう一人のエース堀尾選手は31位、まだ本調子にはなかったかな。

やはり大学駅伝予選会のプレッシャーはすごいのでしょう。ましてや炎天下のレースになってしまったこともあり改めて体調管理と自己管理の大切を感じるとともにあえてこの時期に予選会をやる意味があるのか考えさせられます。