明治大学競走部全力応援ブログ

我が母校、明治大学の競走部を全力で応援します。

2018年度新入生紹介⑩【最終】

鈴木聖人(茨城・水城)

5000m 13分56秒28

主な戦績
2017インターハイ 5000m決勝10位(日本人5位)

2018都道府県対抗駅伝 4区2位

全国高校駅伝
2017 1区5位
2016 1区16位
2015 3区38位

関東地区駅伝
2017 3区2位
2016 1区16位
2015 7区9位

高校駅伝
2017 1区区間賞(区間新)
2016 3区2位
2015 7区区間

いよいよ最後は今年のドラ1の鈴木選手。茨城の強豪校・水城高校から明治というのは初めてでしょうかね。あまり記憶に無いです。

3年生になる頃はまだ5000mの持ちタイムは14分30秒を少しきる程度でしたがインターハイあたりから急成長。昨年末にはついに持ちタイムを13分台まで伸ばしてきました。

駅伝自体は1年生から各大会に出場。それなりに結果を出していましたがやはり3年次の成績は凄い。県大会では区間新。その後全国高校駅伝都道府県対抗駅伝でも十分な結果を出してます。テレビで拝見すると負けん気が強そうで積極的なレース運びがセールスポイントかな。

もはやトラックやロードという区別はいらないでしょう。あえて言うならスターターに向いてるかも。

駅伝の成績から10000mを走らせたら今にも29分前半で走りそうです。また各大会皆勤賞ですから怪我や病気にも強そうです。

現役で入学時に13分台だったのは坂口主将と阿部選手のみ。そういったところからも鈴木選手には1年生から主力級の活躍を期待しますし、監督も失敗を恐れずに使ってあげて欲しい。将来必ずエースになる存在です。

とにかく恐いのは怪我だけ。何事もなく順調に育ってもらい、強いメイジを戻るべくチームを引っ張って欲しいです。

2018年度新入生紹介⑨

佐久間秀徳(東京・国学院久我山)

5000m 14分10秒74
10000m 30分25秒50

主な戦績
2017インターハイ 5000m 予選2組16着
2018都道府県対抗駅伝 1区25位

全国高校駅伝
2017 1区42位
2016 3区36位

関東地区駅伝
2016 1区15位
2015 5区7位

高校駅伝
2017 1区2位
2016 1区7位

日本海駅伝
2017 1区17位
2016 3区42位
2015 6区53位

伊那駅伝
2017 1区17位
2016 1区14位

国学院久我山からは既に紹介した中嶋選手と共に進学です。佐久間選手は3年次の主要駅伝では全て1区を走ったエース格の選手です。

ただ苦言を呈するようですがほとんど満足の行く結果が残せていません。成績を見ただけでは典型的なトラックタイプという印象です。特に全国高校駅伝はピーキングが上手くいかなかったのか持ちタイムとはかけ離れた成績…

テレビで都道府県、全国高校駅伝での走りを見るかぎりは長身ながら上に跳ね上がるようなフォームでストライドが伸びず推進力に欠ける走りに見えました。ここが改善されると伸びる余地はあるのかもしれません。

ただまぐれでは14分10秒は出せません。秘めるポテンシャルはあるはずなので大学での飛躍に期待します。

2018年度新入生紹介⑧

丸山幸輝(長野・佐久長聖)

5000m 14分14秒96
10000m 30分44秒58

主な戦績
2017インターハイ 5000m 予選2組13着

全国高校駅伝
2016 7区3位

北信越高校駅伝
2017 4区区間
2015 5区区間

高校駅伝
2017 4区区間
2015 6区区間

日本海駅伝
2017 3区5位
2016 6区5位(日本人2位)
2015 5区8位

伊那駅伝
2017 4区2位
2016 4区8位

言わずと知れた駅伝強豪校、佐久長聖の選手です。明治への進学は久しぶりですね。佐久長聖出身選手は大学問わず活躍中ですから期待しちゃいますね。

丸山選手は同級生の中谷(早稲田進学)、本間(東海進学)の存在が大きくて目立ちませんが、上記戦績の通り駅伝では強豪校の中にありながらも1年生より出場しており、まず外してません。最低でも区間8位というのは素晴らしいの一言です。

中谷選手はともかく本間選手とはほぼ同格の走りを見せています。残念ながら最後の全国高校駅伝都道府県対抗駅伝は怪我のため欠場となってしまいましたが仮に出場していたら間違いなく活躍していたはず。2年次も怪我をしていたのか不調だったのか県大会と地区大会を欠場。ピーキングに課題はあるかもしれません。

タイプ的にはロード、トラック不問、特にロードは滅法強そうです。昨年末の怪我の程度が気になりますが軽度であれば大学も1年から即戦力となりうる選手です。

まずは怪我を完治させ、万全の状態で入学してチームを引っ張る存在になってもらいたいです。

2018年度新入生紹介⑦

手嶋杏丞(宮崎・宮崎日大)

5000m 14分20秒97
10000m 30分17秒18

主な戦績
2017インターハイ 5000m 予選3組13着

九州高校駅伝
2017 1区14位
2016 3区10位

高校駅伝
2017 1区2位
2016 3区2位
2015 7区3位相当

(参考)2018都道府県対抗駅伝 5区46位

宮崎日大からは去年の長倉選手に続いての進学。やはりコーチ陣が日大出身なのが影響してるんでしょうか。

宮崎には小林高校という超駅伝強豪校があるので手嶋選手も全国経験がインターハイくらいしかありません。なので私も正直どのようなランナーなのかわかりません。

ただ持ちタイムと駅伝の成績を見る限りではトラックタイプでロードは苦手な印象かな。県大会でも区間賞経験がなく、唯一テレビで見る機会があった都道府県対抗駅伝でも区間46位ですからね…これはさすがに体調に問題があったと考えたいです。

1年先輩の長倉選手は怪我の影響が長引きシーズン通してほとんど走れなかったので手嶋選手にはまずは怪我せず練習と経験を重ねて力をつけて欲しいです。10000mの持ちタイムは高校生としては上々でポテンシャルは高い選手だと思います。

2018年度新入生紹介⑥

大西理久(兵庫・須磨学園)

5000m 14分21秒29

主な戦績
全国高校駅伝
2017 3区8位(日本人3位)

近畿地区高校駅伝
2017 3区区間
2016 7区区間

高校駅伝
2017 3区区間
2016 2区区間

日本海駅伝
2017 4区12位
2015 5区33位

伊那駅伝
2017 3区4位
2016 6区18位

明治大学でも活躍する選手が多い須磨学園。2年連続ですね。ここも文武両道がモットーのパイプ校ですのでこの先も確保したいルートです。

大西選手は戦績の通り持ちタイムは新入生の中でも真ん中ですがとにかく駅伝には滅法強くほとんど外したレースはありません。上記以外にも地元の駅伝でも外していません。

ロードが得意なのは間違いないですが昨年末の日体大記録会で自己ベストを10秒近く更新したのをみるとそれなり記録会に出ればタイムも伸びそうで決してトラックが苦手という感じはありません。

今の明治は箱根駅伝でいうところのつなぎ区間を走る選手(8~10番手)の層が非常に薄いので1年目から主要大会に出るチャンスはありそうです。個人的には同じ高校OBの大江選手のように山登りをやらせたら面白い存在になると思ってます。

2018年度新入生紹介⑤

金橋佳佑(北海道・札幌山の手)

5000m 14分24秒07
10000m 30分39秒32

主な戦績
2017インターハイ 5000m 予選2組8着
2017インターハイ 1500m 予選1組11着

全国高校駅伝
2017 1区21位
2016 1区33位
2015 6区41位

北海道高校駅伝
2017 1区区間
2016 1区区間
2015 7区2位

伊那駅伝
2017 2区14位
2016 2区43位

札幌山の手から明治というのはあまり聞かないですよね。どちらかと言えば青山学院や日大のイメージです。ただ明治にも北海道から進学してくる選手は多いですよね。

金橋選手は1年生から駅伝に関してはほぼフル出場ですし、主要区間の経験も豊富ですね。ただ全国大会での成績はそれほど目立たたないのがやや気掛かりです。3年の駅伝シーズンも期待値からは少しもの足りなく記録会でのタイムも伸びませんでした。

ひょっとしたらトラックタイプかもしれませんが順位は別として2年生で都大路の1区を走ったのですから力はあるはずです。

大舞台の経験も豊富なのでまずは東京の環境に慣れて本来の実力を出して欲しいですね。

2018年度新入生紹介④

名合治紀(岡山・倉敷)

5000m 14分29秒38
10000m 30分44秒34

主な戦績
2017 インターハイ 予選1組12着

2017全国高校駅伝 2区4位
2016全国高校駅伝 7区15位
2015全国高校駅伝 2区6位

2017県高校駅伝 3区1位
2016県高校駅伝 7区1位
2015県高校駅伝 5区1位

駅伝強豪校で毎年全国高校駅伝でも上位争い、優勝争いをする倉敷から2年連続での進学となります。倉敷も古くからのパイプ校と呼ばれる1校です。

現1年の前田選手ほどインパクトのある活躍ではないですが名合選手は中学から実績十分で高校も1年生から全国大会に出場。数字だけみればまずまず結果を残してると思います。

何より2年次は全国高校駅伝でアンカーとしてゴールテープを切り3年次はキャプテンとしてチームをまとめたそのメンタル面やリーダーシップに大きく期待したいです。特に自主性重視の明治大学には必要不可欠なタイプだと思ってます。

戦績から受けるイメージはややスピード指向が強いかなといった感じでスタミナ面の強化が課題か。持ちタイムはまだまだ伸びそうです。あとは歴代の倉敷出身選手は何故か入学後に怪我に苦しむ傾向が強いので無理せずじっくりと力をつけてチームを引っ張る存在になってもらいたいです。