明治大学競走部全力応援ブログ

我が母校、明治大学の競走部を全力で応援します。

ようやく箱根駅伝を振り返る④~3区

今日は3区を振り返ります。この区間については今回の箱根駅伝で一番明治大学が輝いた区間でしたね。

まずは走った阿部選手のデータです。
タイム1時間2分7秒 区間2位

定点タイム
遊行寺(5.4キロ) 15分11秒 1位
茅ヶ崎(14.3キロ/8.9キロ) 40分50秒 1位/ラップ25分39秒 2位
湘南大橋(18.1キロ/3.8キロ) 52分23秒 2位/ラップ11分33秒 5位
平塚中継所(21.4キロ/3.3キロ) 1時間2分7秒 2位/ラップ9分44秒 7位

惜しくも区間賞を逃しましたが区間賞の青山学院:森田選手は区間新記録でしたからね。阿部選手の走破タイムも去年の区間賞(東洋:山本修二選手)の1時間2分17秒は上回りましたから素晴らしい走りだったと思います。

遊行寺のタイムからおそらく最初の5キロは14分を切るペースで入ってます。下り基調とはいえ凄まじいペースですね。適切な定点がないのでわかりませんがおそらく10キロも29分を切るか切らないかくらいのペースだったのでしょう。最後はさすがにペースが鈍ってしまいましたがこれは仕方ないですね。

本人コメントでも最後は両足がつり気味だったとのこと。予選会もそうでしたがやはり阿部選手は本来はスピードタイプの選手で15キロ以降から最後の踏ん張りは能力でカバーしているのでしょう。ただスタミナを強化するあまりこのスピードが殺されてしまうと本末転倒なので…個人的には必要ないかなと思います。

やはり襷をもらった位置が後ろ過ぎたので突っ込まなければならない状況だったのが記録を狙う立場からするとやや誤算だったかな。もう少し前でレースが出来てれば森田選手くらい走れたかもしれません。

それでも今回の走りを見ればやはり持ち前のスピードを活かせる3区はピッタリなのでしょうね。仮に来年も3区を阿部選手に走らせるなら区間中位で2区を走れる選手を育てるのがテーマとなりそうです。

来年度は主将としてチームを引っ張る立場となる阿部選手。きっと自分に厳しいストイックな選手なのできっと明治をより強い集団にしてくれると思います。私としては非常に楽しみにしていますので、個人、チームともに飛躍の一年となることを期待します‼