明治大学競走部全力応援ブログ

我が母校、明治大学の競走部を全力で応援します。

ようやく箱根駅伝を振り返る③~2区

今日は2区を振り返ります。やや厳しい内容となるかもしれませんが…

まずは走った中島選手のデータです。
区間19位 タイム1時間10分26秒

定点タイム
横浜(8.2キロ) 23分40秒 13位
権太坂(15.2キロ/7.0キロ) 45分24秒 18位/ラップ21分44秒 19位
戸塚中継所(23.1キロ/7.9キロ) 1時間10分26秒 19位/ラップ25分02秒 20位

横浜まではまずまずのタイムだったのですがその後が完全にジリ貧になってしまいました。タイム通り後半は完全にバテてます。
権太坂~戸塚のタイムは区間賞のワンブィ選手(22分53秒)と2分以上、区間中位の選手達(東海:湯澤選手23分31秒、東京国際:伊藤選手24分09秒等)とも1分~1分半遅いです。わずか8キロ弱でこれだけ差がついてしまうのはやはり誤算だったと思います。キロ3分7~8秒ペースですからね、復路ならともかく往路、花の2区でこのペースは厳しい。
ここを区間中位の選手並に走れたら69分台で走れたのですが…結果的に山本監督がいう通り1分の誤算ということなのでしょう。


本人のコメントでは最後の3キロに備えて力を溜めたかったとのことでしたが、結果としては上手くいかず、でしたね。やはり合宿以降の不振から調子が上がりきらなかったのでしょう。秋シーズン通して調子が上がらなかったのはちょっと心配ですね。

個人的に思うのは中島選手の場合は最初おさえて入ると後半伸びないイメージがあります。こんな時だからこそむしろ多少突っ込んで入った方が走れるタイプかもしれません。
1年時の全日本なんかはその成功例で区間3位、反対に距離が長くなった2年時の全日本、箱根、今回の箱根はいずれも慎重な入りからイーブンペースで走ろうとして区間二桁でした。

坂口選手程ではないですが中島選手も間違いなく力はあると思うのですが怪我や不調で上手く本番に合わせられないですね。

最終学年となる来年は本人は2区でリベンジしたいそうなので何とか調子を合わせてもらいたいですね。

自分の私見では中島選手は最初から突っ込んで入れそうな区間を任せた方がいいかもしれません。そういう意味では阿部選手と被ってしまいますが下り基調の3区や平坦な7区なんかどうでしょうかね。
まあ2区も実は最初突っ込んで入った方がいい区間だと思います。最後の上りを意識しすぎると今回の中島選手のように結局ペースが上がらずじまいに終わってしまいますので。