明治大学競走部全力応援ブログ

我が母校、明治大学の競走部を全力で応援します。

出雲駅伝番外編~走った後のお辞儀~

どうしても書いておきたかったので番外編として書かせてもらいます。

出雲駅伝のゴールシーンで非常に印象的だったのがアイビーリーグ選抜のアンカー、マシューマクドナルド選手。

彼はゴールテープを切るとすぐに走ってきた方向へ振り返り深く一礼。

遠い異国の地から遥々来日し、日本の【駅伝】に参加。来日前に日本の文化、作法を勉強してきたのでしょうか。 神を司る出雲大社の眼前で実施された駅伝での行為。見てるこちらも非常に清々しい気分になりました。全部の中継シーンがテレビで確認できたわけではないですが他のアイビーリーグの選手もタスキリレー後に深々とお辞儀をしていたのできっとチームで統一していたのでしょう。

走り終えた後のお辞儀は強制ではありません。喜怒哀楽あるのも当然ですし、目一杯走ればリレーと同時に倒れ込む選手もいますのでそんな余裕なんかないかもしれません。

しかし、日本人選手がやらずに遥々来てくれた外国の選手がやるのは何か違和感というか寂しさを感じます。(当然テレビで見えないだけでお辞儀をしている日本人選手もいるでしょう)

私の個人的な考えですがやはりレース後にお辞儀をすることは大切だと思います。これは駅伝やマラソンが他の競技と決定的に違って【公道を長時間使う】競技であることが関連してます。

当然、大会開催には地方公共団体や警察、関連各署の協力が必要ですし、地元の方々には交通規制等の不便を強いるわけです。それでも選手を沿道から応援してくれます。

やはり無事に走り終えたら、いかなる状況であれ、無事に走り終えた事に対して感謝の気持ちがあれば、お辞儀が自然と出てもおかしくないと思います。もちろん軽く一礼だってかまいませんし、少し息を整えてから改めてやってもいいと思います。

今回はテレビを見ていたら優勝した青山学院大学の選手達が喜びを爆発させている画面のワイプでアイビーリーグの選手が深々とお辞儀をしていたのが何となくですが印象的でした。青山学院大学の選手達がお辞儀をしているシーンはテレビでは確認出来ませんでしたので。(映らないところでしていたらごめんなさい)

最後に付け加えますが決して優勝した喜びを爆発させることは悪い事ではなく、むしろ感情表現して当然あってしかるべきです。また、お辞儀という行為自体は別にルールで決まってるわけでもないし、強制的にやるものではなく各人の自由だと思います。

ちょっと批判めいた感じになってしまいましたがご勘弁願いたいと思います。